相手を惚れさせるなら!『人を動かす』

名著『人を動かす』は、
全人類必読の、人生がラクになる自己啓発本だと思いますので、
ぜひ一度読んでみるといいですよ!

 

本の中では、具体的なエピソードと一緒に
人間関係の原理が説明されています。

 

 

実際の本のもくじにそって各要点をここにまとめますので、
ブログの文章に意識して取り入れてみたり、
メールやツイッターでの交流に役立ててください!

 

人を動かす3原則

人に言うことを聞かせようとすると上手くいきませんよね。

 

こっちがアツくなればなるほど相手は引いてしまったり……

この3原則では、相手に快く行動してもらうコツが解説されています。

 

 

 

1.批判も非難もしない、苦情も言わない

私たちはついつい意見して、言いくるめることで
相手をコントロールしようとしがちだけど……

 

人間は論理で動くのではなく、感情で動く動物!

 

 

みんなプライドや見栄を張りたい気持ち、そして偏見を持っています。

 

誰もが「自分が正しい」と思っているので、
批判したり叱ったりしたところで、
相手はムッとするだけで、言うとおりになってくれません。

 

ムリヤリ説得しようとせずに、まずは相手を理解しましょう!

 

 

たとえば、ツイッターで活かすとすると……
フォロワーさんが間違ったことを言っているとき、
「●●なのでやめた方がいいですよ。●●したらどうですか?」
と論破しようとせずに、相手の立場になって考えてみること。

 

「きっとこんなことがあったからこう言いたくなったのかな、
そんなときに私からこう言われたら嫌になるよな……」
と、相手のプライドを守り、かける言葉を考え直すことができます。

 

また、自分自身の相手に対するイライラ・モヤモヤも抑えられます。

 

 

 

2.率直で、誠実な評価を与える

人間はみんな「自分は重要人物である」と実感したい欲求があります。

(これ、すっごく大事です! “自己重要感”はこのあと何度も出てきます笑)

 

「他人に認められたい」「すごいと思われたい」「偉くなりたい」
と思っているのに、なかなかその気持ちは満たされていません。

 

なので、相手の長所を褒めて“重要感”を持たせてあげると、
相手は喜んであなたの言うことに耳を傾けてくれるようになります。

 

 

とはいっても、心にもない安っぽいお世辞はいけません!

 

日頃から相手のいいところを探して見つけて、
そこを心から(率直で誠実に)評価してあげます。

 

本当のことを褒めれば、ウソっぽい媚び売りのようにはなりません。

 

実は人やモノの悪い部分っていうのは、見つけるのが簡単なんですよね。

逆に、優れているところは意外と盲点になっていて見つけにくいものです。

 

探すとあなた自身の思考力がレベルアップするうえ、
見つけた長所から学べることも大きいです!

 

そして、どんな人でも何かの点で
あなたより優れている部分が絶対にあります。

「見つけたら勝ち」というゲーム感覚で探してみましょう!

 

 

 

3.強い欲求を起こさせる

お願いしたいときは、自分の希望を伝えるのではなく、
相手にとってその行動が何の役に立つかを伝えます。

 

「~~したいので、ご協力お願いします」という
自分に焦点を当てた言い方をついついしがちですが、
相手にとっては他人事でどうでもいいことです。

 

 

そこで、相手に焦点をあわせます。

 

「~~することであなたの役に立てるようになるので、ご協力お願いします」
という言い方なら、相手にとっては自分事になりますよね。

 

つまり、相手の立場に身を置いて物事を考え、
相手にとってメリットになることをお話すると、
同じお願いでも相手は“やりたくて”行動してくれます!

 

 

たとえば、ブログ記事で活かすとすると……
「こっちの記事も読んでください!」
自分本位な言い方なので、相手に「はあ?」と思われてしまいます。

 

「こっちの記事もあわせて読むと●●がさらにわかりやすいです!」
というような相手の立場に立った言い方なら、
「おお、読むと得しそうだな」とWANTの気持ちで行動してもらえます。

 

 

 

人に好かれる6原則

この6原則は、ヴェロニカ先生がとくに大事だと言っていた項目です。

覚えて実践すると、最強のコミュニケーション神になれます!(笑)

 

 

 

1.誠実な関心を寄せる

人は誰かに興味や好意をもってもらいたいものです。

 

ツイッターなんかだと、多くの人は自分のことを聞いてほしくて、
いいねやリツイートを待つスタイルになっちゃっているんですね。

 

そこで「あなたに興味があります!好きです!もっと知りたいです!」
という姿勢であなたから関わりにいくと、
相手は嬉しくてあなたに興味を持ちます。

 

 

これのいいお手本が、犬です(笑)

犬は飼い主さんを見つけるとしっぽをぶんぶん振って駆け寄ってきて
「好き!好き!」という気持ちを丸出しにしていますよね。

だから犬は人間に愛されます。

 

 

話し上手は聞き上手と言いますが、まさにその通りで、
「あなたの話をいっぱい聞きたいです~」なスタンスで
質問したり相槌をうったりして話を引き出していると、
相手は話すのが気持ちよくて、会話が盛り上がります。

 

「相手のことを知りたいと思う(誠実な関心を寄せる)」
ようにすることで、逆に相手から好かれるわけですね!

 

 

 

2.笑顔で接する

これはネットでは関係なさそうに思えますが、
笑顔を意識することで、楽しい・幸せな気持ちが生まれますので、
書いている文章にも影響するんじゃないかなとアネオトは思います。

 

「動作と感情は並行する」と言われていて、
意識して動作をコントロールすることで、
間接的に感情をコントロールすることができるのです。

 

「明るい気持ちのときにするような行動」が先、
「明るい気持ちになる」のが後!

「幸せだから笑う」のではなくて、
「笑うから幸せになる」!

 

ということですね!

 

 

 

3.名前は、当人にとって、もっとも心地よい、
もっとも大切な響きを持つ言葉であることを忘れない

人は名前を呼ばれると「認識してもらえた感」つまり“重要感”を覚えます。

なので、相手の名前を大切に扱いましょう!

 

ツイッターのリプライやブログコメントの返信、メールのお返事などでも
意識して相手の名前を呼ぶようにすると、喜んでもらえます。

 

そして相手もあなたのことを意識してくれます。

 

 

 

4.聞き手にまわる

相手の話の腰を折るような返事をしたり、
欲しくもないアドバイスを上から目線でよこしたり、
的外れな答え方をしてくる人っていますよね。

そういう人とは二度と話したくないものです。

 

人は自分の話を聞いてもらいたがっているので、
相手の話は熱心に聞く(読む)ようにしてあげましょう!

 

 

クレームの対応なんかでも、クレーマーの言い分に言い返さず、
まずは頷きながらしっかり身を入れて聞いてあげていると、
悪質なクレーマーもたいてい大人しくなり、仲良くなれます(笑)

 

 

「自分の話をメッチャ聞いてもらえた!(わかってもらえた!)」は、
「自分の“重要感”が満たされた」に等しいわけですね。

 

自分を“重要な人”としてくれた相手のことは好きになってしまいます。

 

 

たとえば、ツイッターでの活かし方……
フォロワーさんが悩みをツイートしているとき、
「こうしたらいいですよ」とこちらの意見をつきつけるのではなく、
「それは辛いですね! ●●だったのでしょうか?」と
親身になって話を詳しくきいてあげると、相手は気が晴れていきます。

 

下手にアドバイスするよりずっと満足してもらえます。

 

 

 

5.相手の関心を見抜いて話題にする

相手のマイブームや好きなことについて、ネットなどで調べておいて、
実際にその話題を話すと喜んでくれます。

 

「共通の話題をもつ」というのは、人と深い仲になる秘訣です。

 

相手の普段のツイートや、ブログを持っていればその過去記事を読んだりして、
相手がどんなことに興味があるのかを調査し、話題にしましょう!

 

 

しかし知ったかぶりはバレて好感度が下がってしまうので、
その話題について念入りに調べて詳しくなるか、
「まだ知識薄いけど興味津々なんです~」という姿勢で接するといいと思います!

 

 

これをいろんな人に対して続けていくと、自分もだいぶ博識になれますよね。

しかも専門書でヒイヒイ勉強するのと違って、会話で楽しくわかりやすく学べます!

 

 

 

6.重要感を与える。誠意を込めて

人はみんな、何らかの点で他人より優れている(優れていたい)と思っています。

 

『率直で、誠実な評価を与える』でもお話しましたが、
実際に何かしら必ずあなたより優れている点があります。

 

 

しかしみんな、プライドが高いゆえに劣等感もあわせもっていて、
それを解消するために知識をひけらかしたり、
自慢話をしてマウントを取ったりしがちです(笑)

 

それくらい“重要感”に飢えていて、満たしてくれる人を求めているんですね。

 

 

こちらが「あなたは私にとって重要な人なんだ」と
思っているのだということを、言動で感じさせてあげましょう!

 

話をするときは相手のことを話題にすると、どれだけでも話を聞いてくれます。

 

また、心から褒めると「ぼくの良さをこんなにわかってくれるなんて、
この人はすばらしい人なんだろう!」と思ってもらえます。

 

相手もこちらを重要な人物だと意識してくれます。

 

 

ツイッターだと気軽に「いいね」で相手を認める・褒めることができますし、
リプライ(返信)でコメントしてあげるともっといいですね!

 

 

 

人を説得する12原則

1.議論に勝つ唯一の方法として、議論を避ける

議論というのはケンカのようなものです。

 

理屈で言い負かすと、勝った方は気分がいいけれど、
負けた方は怒りや屈辱といった負の感情でいっぱいになるうえ、
それでも意見は変わらず、意地になってむしろさらに固くなります。

 

 

議論に正しく勝つ方法は、「議論を避けること」なのです。

 

ツイッターはいろんな人が自分の意見をつぶやく場ですので、
「その発言おかしくない?」と突撃したくなることもあるかもしれませんが、
そうすると結果的に損しかしません。

 

相手の好意は勝ち取れず、敵に回してしまいます。

 

 

相手の主張をきいたら、反論するのではなく、
賛成できるポイントを見つけて思いやりましょう!

 

 

 

2.相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない

指摘で人の意見を変えさせることはものすごく難しい(ほぼ不可能)です。

 

明らかに相手が間違っている場合でも、違うと指摘したところで、
相手の理論は攻略できても、感情は攻略できません(不愉快にさせます)。

 

 

人は理論ではなく感情で動くので、感情を一番大事に扱いましょう!

 

「それ違いますよ。正しくはこうこうこうです。」
なんていうズバッと露骨でむりやり押し付けるような指摘をすると、
相手に恥をかかせてしまい、嫌われます。

 

 

「たぶん私が間違ってると思うんですが、これってどういうことなんでしたっけ?」

「うろ覚えで自信がないんですが、もしかしてそれって……」

「自分は思い込みが激しいタイプなので、間違ってたらお恥ずかしいんですが……」

「なるほど! そういうこともあるんですね! ちなみに実は私はこう思っていたんです……」

 

こんなふうに協調的で控えめな切り出し方にすると、
相手も「こっちこそ間違ってるかもしれないな」と思って
気を許してくれるので、穏やかに話し合いができるはずです!

 

 

話し合いの中でも決して「そっちが違うんです、私が合ってるんです」とは言わず、
協調的に穏やかに話し合いを続けていれば、
相手はしだいに「あ、これ私が間違ってるな」と気づいてくれます。

 

 

 

3.自分の誤りをただちにこころよく認める

こちらが素直に誤りを認めると、相手は許したくなってしまいます。

 

もしこちらが抗議していたら、相手もまた理屈でねじ伏せようとします。

 

逆にこちらがあっさり引くと、相手は何も言うことがなくなり、
こんどは「自分が寛大であることを見せたくなる」のです。

 

 

つまり相手は“自己重要感”がほしいのです!

 

また出ましたね(笑)

 

 

論破しようとする場合も、太っ腹なところを見せようとする場合も、
「やったぜ! 俺はすごい」と思いたいからなわけですね。

 

こちらが誠意を込めて「ごめんなさい、私が間違ってました」と自分の非を認めると、
相手も「いえいえ、お気になさらないでください!
むしろ僕のほうこそ考えすぎちゃってて、すみません!」と
お互い譲り合いというか、かばい合いになり和みます。

 

 

自分が間違ってると気づいたら、
言い逃れしようとせず、即!謝っちゃいましょう!

 

 

 

4.おだやかに話す

意見に賛同させたいとき、説得させたいときは、
ケンカ腰な強い口調(文体)ではなく、穏やかで友好的な話し方にします。

 

敵意を見せず、むしろ感謝の気持ちを前面に出して、
まずは「自分はあなたの味方です」とわからせましょう!

 

 

怒りむきだしで話をもちかけていたら絶対に説得できなかったことも、
愛想のいい態度で話すと、相手も親切に応えてくれます。

 

力ずくじゃなく、温かい思いやりが相手を動かすということは、
『北風と太陽』のお話でおなじみですよね。

 

 

 

5.相手が即座にイエスと答えられる問題を選ぶ

人間の心理として、最初に言った言葉を途中で引っ込めることは、
プライドが邪魔するため、勇気が必要で、難しいものです。

 

これを『一貫性の法則』といいます。

 

はじめから「ノー」と言わせてしまうと、
そのあと「イエス」をもらうのが大変になってしまいます。

 

なので最初は、お互いに意見が一致している話題からはじめて、
「イエス」の方向から話し合いを進めていくと協調しやすいです。

 

 

イエス始まり
「RPGのゲームって面白いですよね?」
→そうですね

「無料のスマホアプリなら手軽に試せますよね?」
→そうですね

「このアプリおすすめなんですけどインストールしませんか?」
→あっはい

ノー始まり
「このアプリおすすめなんですけどインストールしませんか?」
→別にいいかな……

「無料のスマホアプリなら手軽に試せるじゃないですか?」
→別にやりたいわけじゃないし……

「RPGのゲームって面白いと思いませんか?」
→別に……モノによるし……

 

このように、肯定せざるをえない質問からしていき、
「はい」を繰り返させることで、最終的なお願いにも「はい」をもらうという
営業でもよく使われる心理テクニックです。

 

 

 

6.相手にしゃべらせる

自分がぺちゃくちゃしゃべるよりも、
相手に好きなだけしゃべらせるほうが、会話はうまくいきます。

 

相手が話している途中で口をはさんだりせず、耐えます!

 

そして誠意をもって熱心に、耳を傾けてあげます。

 

そうすると関係性がうまくいくようになります。

 

 

 

7.相手に思いつかせる

人は、他人に押し付けられた意見よりも、
自分で思いついた意見をよっぽど大事にします。

 

ちょっと高度なテクニックになりますが、
答えがあってもあなたからは言わず、ヒントを与えて誘導し、
最終的に相手に結論へたどり着いてもらうことができたらすばらしいです。

 

 

アフィリエイトなんかでも、商品を売りつけるのではなくて、
読者さんに「これは買いたいな」と判断して選ばせるように仕掛けます。

 

 

 

8.人の身になる

人は、自分のことにものすごく関心がありますが、
逆に他人のことには無頓着です。

 

なので相手が間違っていると思うと、つい非難しがちですが、
一度相手の身になって深く共感してみると、
今から非難するために掛けようとしていたはずの言葉が
とんでもなくダメで無意味なものだとわかります。

 

 

相手のことを理解しようとするクセをつけると
スムーズに事を運ぶことができるようになります。

 

「相手はこれを言われてやりたくなるだろうか?」
と立ち止まってみるのです!

 

 

 

9.相手の考えや希望に対して同情を持つ

相手の立場になれば、相手と同じ考えを持つことができます。

 

そのうえで「あなたの気持ちわかります、私があなたでも同じことします」と共感します。

 

すると相手は口論する気がどっかにとび、安心してくれます。

 

 

人はみんな同情に飢えていて、わかってほしいと思っています。

 

ただ、「この人ぜんぜんわかってないじゃん」と思われかねない
安っぽい同情は反感をかうので、丁寧に相手に共感しましょう!

 

 

 

10.人の美しい心情に呼びかける

これは「人間の良心に訴える」と言い換えられると思います。

 

「こっちが迷惑だからそういうことしないで」
という正面から単刀直入にぶつける言い方をやめ、

「子供たちが怖がって泣いてしまうので、●●にして頂きたく……」

「大変ご親切なあなたにならお願いできると思いまして……」

 

というような、相手を“超良い人扱い”したお願いのしかたをするということです。

 

相手を紳士だと思って、心の綺麗な人ならOKしそうなお願いです。

 

 

ただこれは、相手がどんな人かによりますので、
もしかしたら言い方が響かない相手もいるかもしれません。

 

でもたいていの人は、断るのに気が引けるはずです。

 

 

 

11.演出を考える

言葉で伝えるだけじゃなく、何らかのパフォーマンスを追加するということです。

 

プロポーズにおけるムード作りなどのドラマチックな雰囲気や、
相手が興味をもつ物理的なしかけを用意して見せる例が本では書かれています。

 

 

こどもに「片づけをしなさい」と命令をするのではなく、
機関車ごっこのルートのゴールとして、片付けるカートを用意しておくことで
楽しく片付け(こどもたちにとっては機関車ごっこのゴール)させるとか。

 

これをブログ記事でどう応用できるかはちょっと難しいですが、
文章だけじゃなく、画像や動画をさしこんだり、
わかりやすい図解をしてみたりとかが当たるのではないかと思います。

 

もっと工夫すれば、おもしろい演出で読者さんを
読ませたい記事へ誘導させられるかもしれません。

 

 

 

12.対抗意識を刺激する

人はみな、ゲーム感覚を楽しみます。他人より優れたいと思うからです。

そしてゲームに勝つ(腕が上がる)と、やはり“自己重要感”が上がります。

 

なので、人に何かをやらせるとき、ちょっとした競争要素のある仕組みを設けると、
たちまちやる気がアップし、業績が底上げされるということです。

 

これをブログに取り入れるのはちょっと発想が湧きにくいですが……

「あの人よりちょっと上を目指そう」と目標を立てるのはやる気につながりますね。

工夫するといろいろ捗りそうです。

 

 

 

人を変える9原則

1.まずほめる

相手に対して何か指摘をしたくても、その前にまずは褒めることで、
相手は「ぼくって認められてる、信用されてるんだ!」と“重要感”をおぼえ、
気分がよくなって、話を聞いてくれやすくなります。

 

普通に注意するよりも、褒めという麻酔から始めたぶん、
そのあとの指摘が痛くなくなりますので、
相手はムッとせずに素直に受け取ってくれます。

 

 

 

2.遠回しに注意を与える

さきほど「注意する前に褒める」とお話しましたが、
褒め言葉のあとに、「しかし」で注意(本題)に入ってしまうと、
さっきの褒め言葉は本題の前置きのおべっかだったのかと疑われてしまいます。

 

そうすると相手には、普通に叱られているのと同じように感じさせてしまいますね。

褒め言葉をテキトーなウソと疑われ、あなたを信頼しにくくなります。

 

たいていその「しかし」は「そして」に変えると良くなります。

 

「ご丁寧に温かいコメントありがとうございます!
しかし、そのご指摘は的外れですので修正しません」

「ご丁寧に温かいコメントありがとうございます!
そして、●●だというご指摘もいただけてありがたいです。
今回の場合は●●なので考えてなかったのですが、とても参考になります!」

 

このように「そして」に変えれば自然と、
遠回しに注意する文章に繋がりますね!

 

それから、相手がやっていないことを褒めるのも使えるかもしれません。

相手は「あっ違うんだけどな……」と思いつつ、
罪悪感を覚えて、次からは行動するようになるという(笑)

 

 

 

3.まず自分の誤りを話した後、注意を与える

「そういうことしちゃダメだよ!」というのではなく、

「実は私もこれ過去に失敗したことあるんだけどさ、
ていうかあなたの方がよっぽど優秀なくらいなんだけど、
これをねこうしたらダメだったんだよ。だからこうしたらいいよ」

 

という「私を反面教師にしてね」な言い方にすると、角が立ちません。

 

むしろ親近感や仲間意識が芽生えて、相手は嬉しくなるはずです。

 

 

謙虚な態度で、自分もダメダメだということを伝えてから注意してみましょう!

 

もしくは注意したあとに自分の過ちを伝える、順番逆でもOKです。

(なるべく注意はあとのほうがヒヤヒヤしないかもしれませんね)

 

 

 

4.命令をせず、意見を求める

『相手に思いつかせる』と似ています。

相手になにか行動させたいなら、命令をするのではなく、質問で暗示しましょう!

 

「こうしたらどうなのかな?」「こうかな?うーん、どうしたらいいんだ?」
みたいに相手に意見を求め、協力したい気持ちにさせるのです。

 

そうして結論に導いて、最終的に相手に決めてもらいます。

 

相手はプライドも守れるし、自己決定感で納得でき、素直に行動しやすくなります。

 

 

 

5.顔を立てる

人は、自分の意見を通すためには、カンタンに相手の気持ちを踏みにじります。

 

論破した自分はスカッとするかもしれませんが、
面子をつぶされた相手は負の感情でいっぱいの敵に変わります。

 

 

そこで“重要感”です(笑)

コミュニケーションは、相手に重要感を持たせれば勝ちといえますね!

 

相手を愛情いっぱいにほめたたえて、すばらしい人だと顔を立ててあげます。

 

 

とくにツイッターだとリプライが他の人からも見えますので、
共通のフォロワーさんが見てる前で、相手を大事に褒めたたえてあげるといいでしょう!

 

 

 

6.わずかなことでも、すべて、惜しみなく、心からほめる

人は意外と人を褒めないものなので、みんな褒め言葉に飢えてます。

 

もうチャンスがあれば積極的に褒めましょう!

褒めていくうちに相手はどんどん悪い部分が良く変化していきます。

 

もちろん口先だけのおべっかでおだてるのではなく、
心から具体的に褒めて、長所を認めてあげましょう。

 

 

 

7.期待をかける

『ピグマリオン効果』といって、相手に期待すると、
それが無意識で伝わるのか、相手はその期待に応えてしまうという現象があります。

 

よく医者が患者に対して「絶対に治る!!!」と期待したり、
先生が生徒に対して「めっちゃ優秀な子だ!!!超伸びるに違いない!!!」
と期待したところ、本当にその通りになったという例が数多くあります。

 

期待を向けられると、相手は“自己重要感”が高まり、捗ります。

 

 

また、「自分は期待されるような人間なんだ、評価される人なんだ」と
相手が思い込むと、そのパワーで実際に成長してしまいます。

 

 

 

8.激励して、能力に自信を持たせる

「あなたはできるよ!」ということを言ってあげて、
相手に自信を持たせると、実際にできるようになります。

 

「ぼくってすごい、できるんだ」と思い込ませるとぐんぐん成長します。

 

 

 

9.喜んで協力させる

相手に責任の生じる肩書(これも重要感ですね)をつけちゃえば、
「俺がやらねば!」という熱い責任感がわきでて、勝手にがんばってくれます。

 

リーダーに任命したり、●●役という立場を与えるなどです。

 

相手を信頼して任せることが、相手の喜びにつながるということですね。

 

 

 

 

長々お疲れ様でした!

これはアドセンスブログやツイッターでのやりとり以外でも
人生のいろんな面で使えるノウハウなので、
忘れかけたらまた読み直してみてくださいね。

 

※『人を動かす』の本の最後に付録として、
「幸福な家庭をつくる7原則」という章も入っていますが、
ネット上ではなく家庭内・夫婦仲の話なので、ここでは割愛します。

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