【達成感の上手い使い方】ごほうび✕ゲームで仕事や作業のモチベーションUP!
「達成感」をうまく使うことで、
やる気があがり、作業がはかどります。
では作業に「達成感」を持ち込むには、
どうしたらいいのかというと……
「ゲーム化」させることです!
もっというと、“ギャンブルっぽくする”のです!
なぜギャンブル性があると作業がはかどるのか、
その理屈の解説と、実際に使いやすい
ゲーム化の具体例・テクニックをご紹介します!
もくじ
なぜ、人間はゲーム(ギャンブル)で捗るのか?!
人間は本能的にギャンブルが大好き!
人間は大昔、狩猟時代から、
「いいものが得られるかもしれない」という
期待感で行動していたのです!
- 木に登ってそこに果実があるかどうか確かめる
- あの山の向こうには何があるか行ってみる
そんな賭けをして生き残ってきたのが
現代の私たちというわけです。
そしてこの賭けをしているとき、
脳の快楽物質である“ドーパミン”が
分泌されるようになっています。
このドーパミンが出ると興奮して、
作業がはかどるんですね!
パチンコや競馬などのメジャーなギャンブル以外にも、
こんな身近なものも「ギャンブル性」にあたります。
- 「当たるかも?」とガチャを回すとき
- 「誰かから反応きてるかも?」とSNSの通知欄を覗きに行くとき
- 「何かメッセージ届いているかも?」と朝起きてスマホを見るとき
こういった「何かごほうびが得られるかも」という
ギャンブル感覚・期待感がモチベをあげてくれます!
ごほうびへの期待感とマンネリ感のバランス
「何か良いものが得られるかもしれない!」
という「ごほうびへの期待感」が
モチベーションを上げるという話ですが……
ごほうびが得られることが確実であると
逆にマンネリになってしまいます。
「敵を倒したら、必ず一定のコインがもらえる」
これの繰り返しだと、ゲームに飽きやすくなるのです。
敵を倒したら、
コインをもらえるときもあるし!
特別なアイテムがもらえることもあるし!?
何ももらえないときもある……
そんな「運要素」=「ギャンブル性」があると、
ゲームというのは急に面白くなり、
熱中しやすくなります。
そんな、もらえるかもらえないかが
「半々」の確率であるとき、
人は最も熱中するそうです。
というわけで、
半々の確率でごほうびがもらえるシステムを
仕事や作業に取り入れて遊んでみましょう!
「ハズレ」や「罰ゲーム」がより中毒にさせる?!
意外なことに、ハズレや罰ゲームがあったほうが
人はより一層ごほうびを求めて、アツく燃え、
もっと挑戦し続けたくなるようにできています。
先程も「半々」がミソだと書きましたが、
1/2の確率で当たる(または外れる)……
このバランスが、最も中毒になりやすいと言われています。
たとえば、『サイコロ』を振って
偶数が出たらアタリ、奇数が出たらハズレ
というルールにするとちょうど半々になります。
作業を終えるたび、サイコロを振り、
「当たるか?!外れるか?!罰ゲームか?!」
というドキドキが中毒性を生みますし、
外れてしまった場合も、その悔しさとごほうび欲しさに
「うおおお今度こそごほうびもらうぞー!」と
次の作業にアツくなれたりします!
- 罰ゲームが向いてない人も?
-
ハズレや罰ゲームを恐れすぎて
挑戦自体をしんどく感じてしまうタイプもいます。ミスするとコインが無駄になるようなゲームが
普段から嫌でしかたない人には合っていないかも?一旦ハズレありのルールを試してみて……
あまりにも苦痛で挑戦自体がイヤになってしまうようでしたら、
ハズレなしに変えてみるのがいいかもしれません!
実際に使えるごほうびゲームの具体例
この作業を終わらせたら、ごほうびがもらえるかもしれない!
そんなギャンブルシステムの
テクニックがこちら
- ビンゴとおみくじを使うゲーム
- サイコロ(または時計)を使うゲーム
(他にも面白いやり方を思いついたら
また追加していきますね!)
ビンゴやおみくじゲームでは、
「欲しかったアレを買う権利!」など、
少し大きめのごほうびを得るのが向いています。
サイコロ(時計)ゲームでは、
「次の休憩にアニメ見よう!」など、
小さめのごほうびを得るのに向いています。
5マス揃ったらごほうびゲット!ビンゴゲーム
次こそはビンゴになるんじゃないか?!
という興奮でやる気を盛り上げるゲームです。
- ゲームのルール
-
- 1つのタスクを終わらせるたびに、ビンゴカードの番号をあけていく
- 5マス揃ってビンゴになれば、念願のご褒美をもらえる
クソッ次こそは空けてやる!
「いい数字があくかもしれないし、ハズレかもしれない」
このギャンブル感がモチベーションを上げてくれます!
次々と穴を空けていくことで、
ごほうびまで近づいている感覚も
ひと目でわかるので、ワクワクが続きます。
ビンゴゲームの設定方法
ビンゴカード1枚と
24枚のメモ用紙(付箋など)を用意します。
用意したビンゴに書いてある24の数字を
24枚の付箋(糊がある面)にそれぞれ書いていき、
番号を隠すように半分に折ってクジを作ります。
出来上がった24枚の紙を、
タスクが完了するごとに
クジ引きの要領で1枚1枚引いていきます。
何回かチャレンジし、ビンゴになったら
設定したごほうびを受け取りましょう!
道のりにふさわしい、大きなごほうびを設定しよう
試してみるとわかりますが、
なかなか最初はビンゴになりません。
それがアツいです!
そのため、このビンゴを使う場合は
結構大きめのごほうびを設定するといいです。
1ビンゴになるまで長いので、
とっておきのごほうびを用意しておきましょう!
もしくは1タスクの内容を小さくし、
コンスタントにクジを引けるようにするなど、
ゲームバランスを自分で調整して遊んでみてください。
必要があれば、「最初はとにかくビンゴ関係なしに
どこでもいいから5マスあいたらごほうびGET!」
というスタートアップボーナスを設けるのもアリです。
2列目のビンゴをボーナスとして使うのもアリ
1回ビンゴになったら終わりではなく、
続けて2ビンゴ目用のごほうびも設定しておくのもアリです!
2ビンゴ目は、すでにいくつもマスが空いている状態なので、
1ビンゴ目よりラクに揃うはずです。
そんな2ビンゴ目を、
ボーナスステージ的に利用するのは結構おすすめです。
3ビンゴ目以降はめちゃくちゃカンタンになってしまうので、
1枚のカードにつき2ビンゴまでにするのが
難易度的にちょうどいいと思います。
(
カンタンに3ビンゴ、4ビンゴと空いてしまいます)
ごほうびのありがたみが感じられるうえ、
ビンゴまで遠すぎず近すぎない、
ちょうどいい難易度にハマると捗ります!
当たりが出たらごほうびゲット!おみくじゲーム
こちらはビンゴゲームよりシンプルな、くじ引きゲームです。
ビンゴカード用意するの面倒くさいな~という場合、
このやり方がおすすめです。
- ゲームのルール
-
- 箱の中に当たりの紙とハズレの紙を半々のバランスで数枚いれておく
- タスクが終わったら1枚紙を引き、当たりだったらごほうびゲット!
当たりの紙には、「欲しかったゲームを買う」など
受け取れるごほうびを書いておいてもいいですね!
もしくは、ごほうび一覧を書いた紙を用意しておいて、
当たりが出たらその一覧から今欲しいごほうびを選ぶ
というシステムでもいいと思います。
【シート配布】サイコロ振って(or時計を見て)ルーレットゲーム
こちらは、ビンゴゲームやおみくじゲームよりも
規模が小さめのゲームです。
「こまめに受け取るごほうびシステム」のゲームになります。
「次のタスクが終わったら、休憩に何しようかな?!」
という、「休憩方法」をごほうびにします。
こちらに書き込み式ワークシートと記入例を用意しましたので、
参考にしながら自分ルールを作ってみてください!
- ごほうびスロット
- ゾロ目スロット
- 発動ボーナス一覧
この3つのルールについてそれぞれ解説していきますね!
「ごほうびスロット」で休憩をごほうびにしよう
- ゲームのルール
-
- シートの0~9のスロットに、ごほうびor罰ゲームを設定する
(※6面サイコロを使う場合、記入するスロットは1~6まで) - タスクが終わったらサイコロを振る(または時計の下1桁を見る)
- その数字に設定したごほうびor罰ゲームを受け取る
- シートの0~9のスロットに、ごほうびor罰ゲームを設定する
出目によって、貰えるごほうびが変わるシステムです。
当たりとハズレ(罰ゲーム)を
半々の確率にすると中毒性があがります。
「ゾロ目スロット」で特別なごほうびGET
『ゾロ目スロット』は
特別な日だけに実施するキャンペーンゲームです。
1タスクが終わったら、スロット(サイコロor時計)を回す
というところまでは同じですが……
この日だけは、いつものごほうびは貰えません。
その代わり、“連続”で同じ数字が出た場合、
いつもより良いごほうびがもらえるというルールです!
これによって、連続で数字が揃うまで、
頑張って作業を続けたくなるわけです!
1タスク終了
数字の出目が【3】
「次も3を出せばレアごほうびGETだ!」
1タスク終了
数字の出目【5】
「くそっ今回はダメだったか! 次だ!」
1タスク終了
数字の出目【5】
「よっしゃ連続で同じ数字きた! レアごほうびGETだぜ!」
運要素が強いため、
ごほうびを貰うのはなかなか難しいです。
(1日ではゲットできないこともあるかも……?)
何度もタスクをこなしていけばそのうち当たりますが、
「こんだけやってもダメか……」という
割に合わないごほうびだとやる気が出ないと思います。
一旦挑戦してみて、タスクの大きさやごほうびのスケールを
ご自身の感覚でバランス調整してみるといいでしょう!
「発動ボーナス一覧」限定報酬を設定しよう
「この時間に行動したら特別ボーナスGET!」など、
特殊な条件達成によるごほうびを設定する欄です。
できるだけたくさんのパターンを用意しましょう!
人間は「やりはじめる」までが大変で、
なかなか取りかかれずグダグダしてしまいます。
なので、はやく取り掛かりたくなるような
ボーナスを作っておくのがとくにオススメです!
- 5分だけでもできたらボーナス!
- いつもダラけやすい●●時にできたらボーナス!
- 昨日よりも多く進んだらボーナス!
などなど……
ご自分のクセにあわせて対策できると捗ります。
まとめ:自分にあったごほうびの感覚を掴んでいこう!
「当たるかな?はずれるかな?」というギャンブル性によって
作業のモチベーションやワクワク感があがるというお話と、
実際に使えるゲームシステムの実例を紹介しました!
自分にとってのタスクのやりがいや、
達成感に対してしっくりくる ごほうびルールを掴むため、
いろいろ気楽に試しながらやってみてくださいね!
一回決めたルールは、ずっと守る必要はありません。
試してみて、燃えなかったら変えてみる
やりにくかったら再考してみる
など、ごほうび設定はどんどん更新し、
やりやすいようにアレンジしていきましょう!
有効なごほうびの設定例について、こちらでまとめています!
また、ごほうびシステムは他にもいろんな場面で有効です。
例えばこちらの「習慣化スタンプ帳」に組み合わせれば、
作業を毎日続けることが苦じゃなくなります!オススメです。
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