【マインドマップの書き方】初心者向けの簡単な種類とやり方の具体例

かんたんでリアルに使えるマインドマップ初心者講座

 

深く考えたりすることが苦手な人でも、
カンタンな『マインドマップ』を使って
自分なりの答えやヒントを導き出すことができます。

 

 

 

一見難しそうに感じるかもしれませんが、
やってみると面白い答えが出たり、
悩みが解けて心が軽くなったりして気持ちいいですよ!

 

 

実際にどうやって使うのか、活用のコツをご紹介します。

 

 

どういうときに、どんなふうに使えるのか

 

1つのテーマ(議題)について、とことん深く掘り下げる!

 

そんな役割の思考ツールです。

 

 

頭の中を整理することで、アイディアを出したり、
課題の解決案を出したりすることができます。

 

 

マインドマップは「イヤなこと」を書き出す際の便利ツールです

 

 

書き方は、テキトーな紙に手書きでOK!

 

 

ただ、書いていくうちにマインドマップが
大きく広がっていくかもしれないので、
サイズに制限のないツールを持っていると便利です。

 

 

こちらの「Xmind」が無料で使えてオススメです。

 

XMind - マインドマップ & ブレインストーミング

XMind – マインドマップ & ブレインストーミング

XMind Ltd.無料posted withアプリーチ

 

PC版:無料のマインドマップ作成ツール – 「XMind icon-external-link

 

 

 

深く考えるのって大変そう。頭いい人じゃなきゃムリかな?

 

もちろん得意不得意はあるかもしれませんが、
マインドマップは誰でも使いやすい思考ツールの代表です!

 

 

 

とくにカンタンな型もありますので、
この後ご紹介するさまざまな例を参考に、
使えそうなものを試してみてください!

 

 

 

 

 

【例】初心者向けの一番カンタンな型

 

困ったらこの型がおすすめです!

 

シンプルなのに万能で使いやすいです。

 

マインドマップの一番カンタンな型

 

 

 

この型を使った例として、
「私は何してるときに楽しいと感じるんだろう?」
という疑問をテーマに書き出してみました icon-arrow-down 

 

マインドマップの一番カンタンな型の記入例

 

 

 

 

1.3つの枝を書いてみよう

 

マインドマップの一番カンタンな型の記入例

 

 

まず真ん中の列に

 

  • 「Twitterでワチャワチャできると楽しいな」
  • 「誰かと一緒にゲームしてると楽しいな」
  • 「カラオケでウワーッと歌ってると楽しいな」

 

という3つのアイディアを出しました。

 

 

 

 

2.3✕3=9つの案を書いてみよう

 

「じゃあそれらの一体何を私は楽しいと感じているんだろう?」
と、さらに詳しいアイディアを3つずつ書いていきます icon-arrow-down 

 

マインドマップの一番カンタンな型の掘り下げ方の記入例

 

 

Twitterでとくに楽しいと感じている要素に、
この3つが上がりました icon-arrow-down 

 

マインドマップの一番カンタンな型の掘り下げ方記入例

 

 

  • 「誰かと共通の趣味で盛り上がれると楽しい」
  • 「気軽に誰かと喋れる、あの自由なフランクさが心地よくて楽しい」
  • 「私のツイートがウケて、誰かにRTされたりすると楽しい」

 

 

 

 

3.最後に9案から気づきがないか見てみよう!

 

右の列に書いた9アイディアを眺めてみましょう!

 

 

2段階も掘り下げて出したアイディアなので、
書く前まではハッキリ自覚していなかった
“何か”が書いてあるはずです。

 

 

9アイディアを見つめることで、
共通点や関連性などの発見もあるかもしれません。

 

 

 

例では、最終的に見えてきた気づきを
余白に赤文字でまとめました。

 

マインドマップの一番カンタンな型の記入例、結論まとめ

 

 

「もしかして私、こだわりのシェアを
リアルタイムに行うことが楽しいんじゃない?」

 

 

「もしかして」「ということは」
「こういうことなんじゃないか?!」といった
ひらめきがもたらされ、何かの解決に繋がります!

 

 

 

 

 

【例】アイディア出しまくり型

 

テーマに対して、思いつく関連事項をどんどん書いていって、
何かしらのヒントを見つけていくスタイルです。

 

マインドマップのアイディア出しまくり型の記入例

 

 

一人でブレインストーミングするような感じですね!

 

 

 

例では、「コーヒー」について考えられることを
とにかくたくさん書き出して膨らませていきました。

 

 

コーヒーの魅力やデメリットを始め、
さまざまな特徴や役割をいろんな視点で洗い出せます。

 

 

 

さらに、「ここはもうちょっと掘り下げたいな」
と思ったところには枝を追加していきます!

 

(『コーヒー』 > 『くつろぐもの』に対して
さらに掘り下げてみます icon-arrow-down

 

マインドマップのアイディア出しまくり型の掘り下げ方記入例

クリック・タップすると別タブで大きく開きます

 

 

このように、テーマに関することを
とにかく大量に書き出すことで、気づきを得ることができます。

 

 

何かを作る際のネタ出しなんかにも向いています。

 

 

 

 

 

【例】悩み・モヤモヤ解消型

 

悩みや課題など、解決したいことを
マインドマップのテーマにすると、
解消に繋がるアイディアを導き出すことができます。

 

 

 

例では「ブログが読まれない」という悩みに対して、
「何が問題なんだ?」「どうしたらもっと見られるんだ?」
いろんな視点で広げてみました。

 

 

マインドマップの悩み・モヤモヤ解消型の記入例

クリック・タップすると別タブで大きく開きます

 

 

このように、思いつく限りの改善点を洗い出します。

 

 

 

書き出していく中で、
「これはとくに重要かも、もっと掘り下げたい」と
感じる要素が出てきたら、

 

それをテーマにして
新たにマインドマップを書いてもいいですね!

 

 

 

「検索されたりアクセスされたりしやすくなるには?」
を重点的に追求したくなったので、
新たなマインドマップを作ってみた例がこちらです icon-arrow-down 

 

マインドマップの悩み・モヤモヤ解消型の記入例

クリック・タップすると別タブで大きく開きます

 

 

 

 

 

【例】納得できる解決策とことん追求型

 

応用編として……少し複雑ですが、
ほぼ確実にモヤモヤを解消できる“最強の型”があります。

 

 

下記のように書き出すことで
問題の正体がわかってスッキリし、
どう向き合えば解決できるのか、
自分が納得できる答えを導き出しに行けます icon-arrow-down 

 

マインドマップの型でモヤモヤを解消する記入例

クリック・タップすると別タブで大きく開きます

 

 

この型でのマインドマップの書き方は
こちらの記事で詳しく解説していますので、
本格的に悩みを解消したいときにどうぞ!

 

 

 

 

 

 

実際に書いてみよう!

 

マインドマップを実際に書いてみよう!

 

初めてマインドマップを書くときに
戸惑いそうなポイントをいくつか紹介し、
どう考えたらラクかを解説します!

 

 

といっても、マインドマップの書き方はかなり自由です。

 

 

「これで合ってるかな?」など恐れる必要はありません。

 

 

自分の頭の中が整理できればOKだと思ってください!

 

 

 

 

 

テーマはどう決めたらいいのか?

 

テーマ(議題)の選択は、
今一番悩んでることや、頭にあるモヤモヤなど、
「今回ちょっと考えてみたいこと」を気軽に選びましょう!

 

 

自分だけにわかる書き方でOKです。

 

 

(「仕事がイヤな理由」をテーマにした例 icon-arrow-down )

 

「仕事がイヤな理由」をテーマにした例

クリック・タップすると別タブで大きく開きます

 

 

  • 「次の友達の誕生日、何をしたら喜ばれるか?」
  • 「いつかやってみたいこと」
  • 「明日以降のスキマ時間にやってみたいこと」
  • 「上司とのやりとりが辛い」
  • 「自分にあった仕事とは?」

 

 

などなど、大きなことでも小さな事でもOK!

 

 

無限に枝を増やしていけますので、
「このテーマだと規模デカすぎるかな!?」などは気にせず、
とりあえず浮かんだもの、考えてみたいことをテーマにしましょう!

 

 

 

 

 

枝のアイディアはどうやって出していくか?

 

テーマが決まったら、とにかくそこから
思いついたことをどんどん書いていきます。

 

 

(「ブログの検索順位を上げるには」をテーマに枝を書いていった例 icon-arrow-down )

 

ブログの検索順位を上げるには」をテーマに枝を書いていった例 

クリック・タップすると別タブで大きく開きます

 

 

「Aと言えばBだよな」「BといえばCもあるよな」
といったように、芋づる式に浮かぶ関連ごとを
どんどん繋げていきましょう!

 

 

脳は「結びつき」で物事をとらえたり、
覚えたりする
ものなので、
関連していることは思いつきやすいです。

 

 

 

そのとき、あまり深く考えすぎて
「本当にそうか?」「これは書くべきか?」と
疑って立ち止まりがちになってしまうと、
ちょっと進めにくいかもしれません。

 

 

くだらないことや些細なことでも、
とにかく何でもたくさん書き出すといいです。

 

 

ゴミを取り除いて美しいマインドマップにしたい、
という場合も、まずは軽くすべて出しきってから
最後にボツ案を消していくのがオススメ!

 

 

 

 

 

書けたマインドマップから結論を出すには?

 

多数の枝によって案出しができたあとは、
マインドマップ全体を見渡してみましょう!

 

 

そして最終的に学びとれたことを
「今回の結論は……」と空白に書いてみます。

 

 

(「イラストを描く気になれない」の例での結論 icon-arrow-down )

 

マインドマップの型でモヤモヤを解消する記入例、「イラストを描く気になれない」の例での結論 

マインドマップ「イラストを描く気になれない」の例での結論

 

 

 

マインドマップが書けたからには、
何かしら見えてくる結論があるはずですが、

 

 

それをうまく言葉にできないとか、
わかりそうでわからないとか、
すぐには答えらしい気づきが得られないこともあります。

 

 

 

ムリしてすぐに結論を出そうとせず、一晩寝かせたり、
念頭に置いたまま外を散歩してみたりするのもオススメです!

 

 

脳が自動思考で勝手に考えてくれるため、
時間差でひらめくことがあります。

 

 

 

 

 

マインドマップからの学びを行動に移すには?

 

「結論」=「具体的な行動案」となることもあります。

 

 

有効な行動アイディアが浮かんでくるまで、
枝をつなげて深くほりさげてもいいでしょう!

 

 

 

書けたマインドマップを上手に見渡すには、
『“装飾”』をつけたり、(矢印「→」)で結んだり補足したりなど、
最後に編集して整理するテクニックもあります。

 

 

気になる重要な枝にマークをつけたり、
関連度の高い枝どうしを結んだりと、
自分の感覚で気になったポイントに注目してみます。

 

マインドマップからわかる行動案

クリック・タップすると別タブで大きく開きます

 

 

この例では、右側に青い補足ふきだしで
「この枝とこの枝を解決するには、これをするといいかも!」
と行動案を5つほど出しています。

 

 

 

 

 

マインドマップのうまい保存方法は?

 

せっかく書けたマインドマップは、
PCやクラウドに保存しておきましょう!

 

 

アネオトの場合、XmindをPCでもiPadでも使うので、
どちらからでもアクセスできるように
クラウド上(DropBox)に保存しています。

 

 

仕事の悩みで使ったマインドマップ、
趣味の充実化に使ったマインドマップ……などなど、
カテゴリごとにフォルダ分けして整理しています。

 

マインドマップファイルをDropBoxにフォルダで保管

 

 

また作ったマインドマップは
Xmindの「エクスポート」ボタンから
画像として書き出すこともできます。

 

作ったマインドマップはXmindの「エクスポート」ボタンから画像として書き出すこともできます

 

 

書き出したマインドマップ画像を
NotionやEvernoteなどのノートアプリに貼って、
そこからさらなる気付きを追加でメモして、
いろいろ掘り下げてみるのもいいかもしれません!

 

 

 

 

 

うまく書けない気がするとき

 

マインドマップをうまく書けない気がするとき

 

 

 

 

「頭が疲れそうで、苦手意識……」

 

めちゃくちゃ疲れそうなんだけど……

 

疲れます……

 

 

 

考えるのって、やっぱり疲れます!

 

 

 

アネオトも頭脳活動は好きなのですが、
1日にいくつもマインドマップ書けません(笑)

 

 

書き始めてしばらくしてから、
やっとノってきたり、サクサク書けるようになったりします。

 

 

 

反対に、書いている途中で急に詰まったり、
枝が浮かんでこなかったりすることもあります。

 

 

そんなときは、無理に一気に完成させようとせず、
一旦やめて置いておいていいです!

 

 

後日また見返してみたら、
調子がよかったり、視点が少し変わってたりなどで、
カンタンにアイディアが出たりもします。

 

 

 

 

「うまく書けてる自信がない」

 

マインドマップの書き方に、上手い下手はあるの?

 

ありません! 自分にとって発見や納得があったかどうかだけです!

 

 

 

人に見せるわけではないので、
自分にとって役に立つなら、何か考えが深まるなら、
どんな書き方でも大丈夫です!

 

 

 

この記事で紹介した例や解説も、
その通りに沿ってやらないといけないわけではないので、
どんどん自分なりにやりやすくアレンジしていってください!

 

 

 

 

 

「もっと自分に向いてる思考法はないの?」

 

マインドマップ難しそうだな……他にこういうのないの?

 

マインドマップ以外にも、自分の中の答えを出す方法はたくさんあります!

 

 

 

マインドマップは万能ですが、自由度が高すぎるため、
「何からどうやって書こう?」と
悩んでしまうことがあるかもしれません。

 

 

もっと質問がハッキリしているもの、
考える内容が最初から絞られているもののほうが
答えを出しやすい場合もあります。

 

 

 

なので、様々なシーンで使える思考整理ツールを
こちらにいろいろ用意してまとめています。

 icon-arrow-down 

 

 

配布中のお助けツール一覧

 

 

どの方法も知っておくと役に立つと思うので、
よかったらご活用ください!

 

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