休日ずっと寝て終わるって病気?【うつ体験談付(寝たきり→回復)】
日々お疲れ様です!
元社畜の2人組、アネオトと申します。
二度寝して、昼寝して、気づいたら夕方……
せっかくの休日を満足に楽しめていないまま、
そんな繰り返しだとイヤになりますよね。
なんとなく何もする気にならないと……
なんて心配にもなるかと思います。
そんなモヤモヤを解消する記事になります!
- 先に結論をどうぞ!
-
- 日頃から「長時間ぶっとおしの無理」を避け、休憩をこまめにとろう
- 本当にやりたいこと・満たされる趣味を見つけて、
それに没頭する時間を積極的にとろう
発症してしまった場合の治すために大切な考え方も、
経験者の目線で解説させていただきます。
もくじ
休日ずっと寝てしまう原因として考えられること
平日の疲れが溜まってる?
疲れは、こまめに休憩をとればすぐに回復します。
しかし、長時間活動したあとにまとめて休もうとすると、
回復に時間がかかります。
たとえば、活動6時間に対して
休憩1時間をとる場合、
「1時間活動→10分休憩」を
6回繰り返すほうが、
疲れはたまりにくいです。
一方、「6時間ぶっ通しで活動→1時間休憩」だと、
同じ休憩時間量なのに
疲れはなかなかとれません。
場合によっては、もっと長く休まないと
回復しきれないこともあります。
この原理は、平日と休日にもあてはまります。
平日5日間を
ほとんど休憩をとらずに過ごしてしまうと、
休日2日間は、その溜まった疲れを癒やすために、
しっかり休まないと体がもたなくなってしまいます。
逆に、平日から意識して休憩をはさみ、
心身を整えながら過ごせれば、
休日を「回復のためだけに使う」必要がなくなり、
もっと自由に過ごせるようになります!
起きてもやりたいことがない?
やりたいことがないせいで手持ち無沙汰になり、
結局寝るしかなくなってしまうパターンです。
退屈から逃れるために寝逃げしてしまうのってありますよね。
また、人間は「暇(退屈)」を感じ続けると
かなりしんどさを感じます。
これを「暇疲れ」と呼びます。
何も行動していない退屈な状態だと、
脳が過剰に働いてしまうため、逆に疲れるのです。
実は、何かしらの行動に集中して
没頭しているほうが人間は疲れにくいのです。
趣味や創作活動など
好きなこと・やりたいことに取り組むことが、
元気になる秘訣と言えます!
やる気を前借りしている?
アネオトもそうだったんですんが、
よく陥りがちなのが……
休んでいるんだけど、
実はそれが疲れる休み方をしていた!
というパターン。
例えば、前日の夜にテレビを見ながらソシャゲをしたり、
暴飲暴食なんかしたりすると、
そのときはドーパミンが出て楽しめるのですが、
翌日がしんどかったりしませんか?
これは翌日ぶんのやる気・エネルギーを
前借りしてしまっているからなんですね。
前日の夜に翌日のエネルギーを使う習慣をしていたりすると、
この落とし穴にハマってしまいます。
でも、特にネットやソシャゲ、SNSの誘惑は強力なので、
なかなか抜け出せないですよね。
難しいですが、そういうものとは一旦距離を置いて、
早めに寝てしっかりと休むことを心がけましょう!
休日のハードルを上げすぎている?
「週末は最高の休日にするぞ!」と、
休みに過度な期待をかけすぎないように注意しましょう。
平日のがんばりを休日で取り返そうとすると、
ついごほうびのハードルを高く設定してしまいがちです。
すると……
- 「絶対にすごい日しなきゃ」と気負ってしまう
- 贅沢に罪悪感を覚えて素直に楽しめない
- 理想通りにいかず焦ったり、自分を責めてしまう
こんなふうに、せっかくの休日が
義務感やストレスに変わってしまいます。
休みなのに、気合を入れすぎて疲れてしまう……
それはもったいないですよね。
休日をもっと自然に楽しむために
まずは、平日からこまめに休息をとることが大切です。
平日に無理を重ねすぎると、
そのぶん「休日で全部取り戻そう!」と
期待が膨らんでしまいます。
日々の中で、ちゃんと力を抜く
小さなごほうびをこまめに挟む
こうして「溜め込まない習慣」を作ることで、
休日も自然体で楽しめるようになります。
休日に寝て過ごすのは結局ダメなの?
ダメと言われている理由
たくさん寝れば疲れがとれる!
と思いきや……
寝すぎるとかえって体がだるくなってしまうこともあります。
長く寝続けると、血のめぐりが悪くなって、
脳に栄養が届きにくくなっちゃうんです。
それに、睡眠時間が長くなりすぎると
「レム睡眠」という、脳が活発な状態の時間が増えちゃうそうです。
レム睡眠中の脳は、
起きているときよりもむしろ働いているようなもの。
本当は「ぐっすり眠るノンレム睡眠」と
「脳が活動するレム睡眠」を
いいバランスで繰り返して、
体を休めているんですが……
寝すぎるとこのバランスが崩れてしまうんですね。
その結果、
なんてことになってしまいます。
さらに、休日に寝だめして、
平日と違う時間に起きてしまうと、
体内時計(生活リズム)も乱れてしまいます。
週末にリズムがぐちゃぐちゃになると、
翌週がもっとツラくなるという悪循環に……!
もし今、「なんかつまんない」「やる気でないなぁ」と感じているなら
ただ寝てやりすごすより、
小さくても「ちょっと楽しめそうなこと」を探してみてください。
楽しい時間が少しでも増えると、
自然と元気も取り戻せますよ!
寝たほうがいいパターンもあります
逆に寝て休んだほうがいい場合もあります。
それは心身が疲れている状態のときです。
というのも、心身が疲れ切っているのもかかわらず、
さらに我慢し続けて限界を迎えてしまうと、
うつ病になってしまう恐れがあるからです。
脳が「休まないとヤバイ!」というモードに入り、
それによって「活動したくない……」と思うほど、
しんどくて、不安で動けなくさせるのが鬱病なんですね。
辛くて動く気にならない状態になることで、
心身を休ませることに徹しようとしているのです。
なのでとにかく休んだほうがいいのです!
慢性的にムリしていないかチェック!
この図はうつ病になるまでの3段階を表しています。
あなたが現在、どのステージにいるのか、
日々の疲れを回復できているか、考えてみてください。
※うつ病かどうか正確に判断したい場合は、
必ず専門家や心療内科の診断を受けるようになさってください!
- 平常:活動して疲れても、休んで回復することができている状態
- 不調(うつ手前):強いストレスを我慢し続けている、
回復しきらないうちにまた無理をしてしまう - うつ:疲れ切って動けなくなってしまい、
気持ちもふさぎ込み、回復するのに長期間必要な状態
ステージ1「平常」や、
ステージ1~2の間にときどき入る程度なら
しっかり休むことを意識していればまだいいのですが、
危ないのはステージ2「うつ手前」の状態が長く続いていたり、
ときどきステージ2~3の間にさしかかってしまうことです。
現在うつ病の方へ
もし既に現在うつ病に苦しんでおられる場合は、
無理して動こう・考えようとせず、
身体と頭を休ませてあげることに徹してください!
詳しく解説したページもありますので、
こちらをご覧いただくと少し気がラクになると思います。
【まとめ】どう過ごせばいいか?
さて、まとめると、
手持ち無沙汰で寝ちゃう場合は
人生でやりたいことを見つけることが重要。
疲れている場合は寝て休むことが重要なので、
くれぐれも無理をせず、
ここから先は、「元気になったらしよう」というつもりで、
なんとなくで見てくださいね!
やりたいことの優先順位を上げる
きっと今やりたいことって
と、ついつい制限しているのではないでしょうか。
自分に厳しくて真面目な社会人は
好きなことを後回しにしがちです。
しかし逆に、こういった
「やりたいけど、やってる場合じゃない」と感じていること、
「いつかやりたいな」と思いつつ今は我慢していることは、
優先的に少しずつでもやっていったほうが
むしろエネルギーが満たされて、
日常にも不思議な余裕が出てくるのです。
なのでできる範囲で“好きなことをやる時間”
“趣味の時間”をとっていきましょう。
ちなみに、うつの改善・予防には
「趣味」「やりたいことをやる」が
良いというデータも出ています。
実はこれを書いているアネオトはうつ病経験者です。
好きなことを抑圧しすぎて、
嫌なことを我慢しすぎて、
疲れ切ったことで発症してしまいました。
そこで痛感したのですが、
【自分の理想の生き方】に反して無理し続けると
どんどん体調もメンタルも悪くなっていきます。
今から【自分の理想の生き方】を見つめ直して、
向き合っていくことは本当に大切なことだと思いました。
アネオトは、ずっとガマンしすぎて、
仕事ばかりしていたため、
精神的に救いがない状態でした。
なので、日頃から好きなことを積極的にやることが重要なんですね。
休日はもちろん、平日もなるべく
好きなことに取り組む時間を作ってください!
とは言っても、なかなかやりたいことの優先順位を
上げることはそうカンタンにいかないと思います。
「まだ自分には早い……」
「もうちょっと知識がついてから……」
「やるには●●をしないといけない……」
「できる自信ない……」「しんどい……」
といった抑圧やブロックがあるからなんですね。
まずはやりたいことの邪魔をしている
抑圧とブロックを明確にし、
そしてその抑圧・ブロックに対し、
- うまく解消する
- うまく避ける
- 別の方法で達成する
などの対策を見つけていくことで、
取り組めるようになっていきます!
その対策の見つけ方や
ワークシートをまとめたものも
こちらに用意しております ので、
お役立てください!
本当にやりたいこと・満たされる趣味を見つけるために
長らくやりたいことを我慢し続けてきた場合、
これらがわからなくなっているかもしれません。
そんなときはこちらの
やりたいことを見つける診断ツールが
使えるかもしれません!
さらに、
今抱えているこういったお悩みをまるごと解消して、
自分らしいライフスタイルを実現するための
コンテンツも下記にご用意できました!
こちらは今のお悩みにかなり使えると思うので、
ご自由にご活用ください。
良い休日になって、
日々イキイキできることを願っています!